元ガリバー店長が教える車の買取・査定の業界裏話

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ガリバーの車査定のやり方暴露!あなたはこうして買い叩かれている!!

   

元ガリバーの店長営業マンだったからこそ、どのようにして査定金額を決めて、お客様からいくらで買い取るかの買取金額を決めているかのを正直にお話したいと思います。少しでも皆様の査定の際に参考にしていただければ幸いです。

 

実際の査定・買取の流れをざっくり説明すると下記のような流れで査定と買取商談が行われます。

1.営業マンがお客様の車を査定する

2.査定データを基に、本社の査定部がオークション相場を確認する

3.本社査定部が、その車のオークション落札予想金額を算定する

4.オークション落札予想額を踏まえて、現場の営業マンがお客様と買取交渉を行う

以下、各項目について詳しく説明していきます。

 

1.営業マンがお客様の車を査定する

まず、最初の過程は営業マンがお客様の車のチェックをします。具体的に何をしているかというと、

  • 車検証の車体番号・年式・名義の確認
  • 走行距離のチェック
  • ボディカラーの確認
  • 修復暦の有無・外装の傷や凹み・内装の汚れのチェック
  • オプション装備の確認

を行っています。このような車の情報を査定用紙にまとめたら、その情報を本社査定部に送ります。

2.査定データを基に、本社の査定部がオークション相場を確認する

本社の査定部では、現場の営業マンから送られてきた車のデータを見て、その車の直近のオークション相場を確認します。一般的な乗用車であれば、査定している車と同じような車がオークションに出品されているので、その落札結果を見て相場を確認します。

3.本社査定部が、その車のオークション落札予想金額を算定する

オークション相場を基に、その査定している車が、オークションに出品したらいくらで落札されそうかを予想し、落札予想金額を出します。

4.オークション落札予想額を踏まえて、現場の営業マンがお客様と買取交渉を行う

本社査定部で算出した、査定した車のオークション落札予想金額が現場の店舗にフィードバックされ、その金額を踏まえてお客様と買取交渉を行います。※このオークション落札予想金額は本社査定部から商談をしている現場の営業マンに直接伝えられるわけではなく、一旦、その営業マンが在籍している営業所に伝えられるので、現場の営業マンは営業所にいる店長から間接的にその金額を伝えられます。

実際に具体例を挙げます。

  • オークション予想落札額:100万円
  • 買取上限額:92万円
  • 本社基本査定額:65万円
  • 買取下限額:35万円

本社査定部からは、上記で示したような4つの金額がフィードバックされます。現場の営業マンは、本社査定部からのフィードバックまでに、お客様とコミュニケーションを取りながら、

  • 他社の査定額を既に聞いているか?
  • これから他社の査定の予定はあるか?
  • いつ売却するのか?
  • 売却のみか?買い替えか?

などをヒアリングし、ヒアリングした情報を営業所にいる店長に伝えます。そうすると店長はお客様の状況によって最初の査定額を現場の営業マンに指示をします。「○○円から交渉してみて」などと指示をします。

この1回目の査定金額をお客様へ伝える時が、非常に重要で、他社の査定を既に受けていると、ヘタな金額を提示すればそこで「もういいよ」と商談が終わってしまいますし、逆に、まだ他社の査定を受けていなくて、お客様が査定相場を知らないような場合は、低い金額から提示して大きく利益を狙うような商談をします。

このように、同じ車の査定でも、お客様の状況によって提示される金額は異なってきます。

営業マン時代・店長時代には、まだ他社の査定を受けていないお客様の場合だと、かなり低い金額から提示して、低い金額で即決の契約を取り、その後に他社の査定を受けさせないために乗ってきた営業車をお客様宅に置いて、買い取った車を乗って帰ってきたことも良くありました。

営業マンが即決を迫り、買い取った車をすぐに引き渡すことを迫ってきた場合は、低い金額での買い取りさせられている可能性があるので、そういう時はちょっと疑って、即決しないように他社の査定を受けてから比較の上で売却先を選びましょう。

余談ですが、ガリバーの営業車は、営業車兼お客様用の代車にもなっていたので、次の車が納車されるまで車を手放せないと言っているお客様にも、その場で代車を貸し出せるような対策をしていたので、低い金額で買取契約できたときは、お客様の気が変わったり、後で他社の査定を受けさせないためにもその場で営業車を代車としてお客様に貸し出して、査定した車を営業マンが乗って引き取ってくることが良くありました。

余談2

上記で本社査定部からの査定金額のフィードバックで「買取下限額」という金額も書きましたが、これはどのような意味の金額かと言うと、お客様から不当な金額で買い取らないように、本社から買取下限額も明記されていましたが、実際には意味のないものでした。上記の例で言うと、買取下限額が35万円ですが、仮に20万円で買取できたとします。買取下限額以下の金額での買い取りになるため、本当は会社の規定違反になるのですが、15万円も多く利益が出るものを自ら手放す訳がありません。買取下限額はもっと低くなるように、査定した車の情報を訂正して(具体的には、外装の傷を増やしたり、修復暦が無いのに修復暦有りなどに訂正して)再度本社査定部に訂正した車のデータを送り、再度金額を算定させ、わざと買取下限額が下がるように手を回します。

私がガリバーに入社した時の新人研修で、「ガリバーでは買取下限額も設定し、お客様から不当な利益を取らないように適正に買取をしています」と言っていたことが、実際はうわべだけのきれいごとなんだと現場に配属されて分かりました。

 

まとめ

私がガリバーで働いていた時の経験を基に、査定金額・買取金額を出すまでの流れをご紹介しましたが、上記のような低い金額での買い取りをされないように、くれぐれも即決・即引渡しは絶対にしないでください。

少しでも愛車を高く売りたいのであれば、一括査定サービスを利用することをおすすめします。

 

 

 

 - 車買取ガリバー店長時代の思い出話

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